実際に作る前に知るべきこと

そんなに難しく考える必要はない

 よく、様々なソフトウェアを作る上では、専門的な知識を完全にマスターしなくてはいけないという誤解がありますが、基本的にセキュリティー的な部分をのぞいては、完全にマスターしていなくても、調べながらでなんとかなることが多いです。もしも、なにか作りたいものがあるのだとしたら、まずは誰かに迷惑をかけない範囲でいきなり飛び出してみるというのが良いかと思います。また、最初から難しい物や凄いものを作ろうとせず、まずは単純かつ簡単な機能を実装したものを作ってみて、少しずつステップアップしていくというのが得策だと思います。特に最初のうちは便利なものを使って、とりあえず色々と作ってみるということが肝心かと思いますので、そういった事の手助けになるものを紹介していこうかと思います。

オーサリングツールも馬鹿にはならない

 もしもてっとり速く何かを作ろうと思っているのでしたら、オーサリングツールを使うのも一つの手です。中にはこれらの物を用いること自体を問題視する人もおりますが、しっかりと目的としているものを簡単かつ素早く作れるのであれば馬鹿には出来ないものです。ただし、ものによっては、ある程度自分の実現したいもの通りに作れるとは限りませんので、そこはある程度犠牲にしなくてはいけなくなるかと思います。そんなオーサリングツールにはどんなものがあるのかについては別のページで用途別に詳しく紹介していこうかと思います。

使っていいソースで勉強しよう

 色々な人が書いたソースなどを見て理解していくことはそれだけで一つの勉強になるかと思います。特にGPLライセンスなどで書かれたソースなどのライセンス的に使っても問題の無いものを自分で弄ってみるというのも勉強としては非常に良いものだと思います。GithubやCodepenなどで、探してみるといいかもしれません。jsdoitなどでも実際に動くサンプルを見られるのでオススメです。

APIで巨人の肩に乗ろう

 特にWEBアプリを勉強として何か作ってみたいのであれば、他の有名サービスのAPIを利用したものと作ってみるというのがとてもいいかと思います。最近ではTwitterや、FacebookそしてGoogleといったサービスなどで様々なAPIが公開されており、これを利用することによって様々な面白いサービスやソフトウェアなどを非常に手軽に作ることができるようになっています。

APIってなんだ?

 APIとは、元々はソフトウェアからOSの機能を利用するための仕様、またはインターフェースのことで、一般的にAPIといった場合は、OSの機能を利用するための関数を指すことがほとんどでした。しかし、現在ではWebサービスの機能を外部から利用するためのインターフェースもAPIと呼ばれ始め、どちらかというと後者の方が現在のAPIの意味合いに近いかと思います。

 このAPIを利用して実装するものの中でもっとも有名なものがソーシャルログインシステムです。最近では様々なサービスやアプリなどで会員登録が必要な場合に、Twitterで会員登録、Facebookで会員登録、Googleplusで会員登録といったソーシャル・ネットワーキング・サービスでのサインアップとログインが一般的になってきていますが、これを使うことによって新しく登録情報を入れるという手間が省けるので、新規ユーザー獲得には持ってこいとなっております。特にプログラマーの為の技術共有サービスであるQiitaなどは、Githubでのソーシャルログインを可能にしていたりと、自分のやっているサービスやソフトウェアにピッタリな大きいSNSなどをこの仕組に組み込む

などということも出来るようになっています。

 このWebAPIを利用したマッシュアップ的なサービスに関しては、数多くの物が出てきており、中にはツイキャスのように物凄くユーザー数を伸ばしているものから、診断メーカーのようにネタとして利用されているものまで幅広く様々な物が登場してきています。

ようするに自分だけの力に頼らない

 要するに最初のうちは自分の力だけで凄いものを作ろうとせずに、様々な物を利用して慣れてみるというのも手だというわけです。こうした行為を批判する人もかなりいますが、結局のところ自分が作ろうと思っているものが作れるかそうでないかという部分が一番重要になってくるかと思いますので、最初のうちはここから入ってみるのが良いかと思います。また、これらのものを利用するとしても最低限、開発環境と言うものを整えておいたほうが後々便利になることが多いので、どのような物を導入するといいのかについても少しだけ紹介していきます。